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忘備録とか思ったことを書きなぐるフィクションブログ。
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最近、製薬業界が賑わっている。
もちろん、悪い意味で。

《ノバルティスファーマが販売する、ディオバン(成分名バルサルタン)に関する論文の信頼性について。》
この件は実は数ヶ月前から業界紙等で言われていた。テレビの情報の遅さに辟易とする。

ディオバンは先発品で、国内での後発品(ジェネリック)はまだ発売されていない。
高血圧の薬は数あれど、バルサルタンの薬はディオバンのみ。
尤も、論文の信憑性が疑われている薬を新規に処方する医師はそうそういないだろうが。
しかし、今までバルサルタンを処方されていた患者はどうなるのか。
別の薬に切り替えるというのが多いだろうが、
他の薬を色々試しバルサルタンにいきついた、という患者にまた薬を変えろというのはなかなかに酷なことだろう。
…高血圧の薬など、それこそ星の数ほどあるが。

――――――――――
情報が遅い、とはいったものの記者達の努力は凄惨だ。

《製薬企業と医師間の癒着》という見出しを作りたいのだろうな、と思う。
実際、そういうのがあるかないか、と問われると、なんとも言えない。


医師が、A薬という薬を処方したとする。
A薬という薬は先発品で、後発品にB薬がある。
後発品は薬科が安く、患者にとっては利があるが、それでも医師はA薬を処方する。

これを癒着ととるか、とらないかで、スクープの幅はグッと違ってくるだろう。

A薬の企業の営業マン達は必死だ。
なんとかしてA薬を出してもらおうと。
医師のもとへ赴き、A薬のいいところをアピールするのだ。希にお菓子を持って。

果たしてこれはいけないことなのだろうか。

もちろん、高血圧の患者に低血圧の薬を処方するなど、あってはならないことだが、ジェネリック薬品に負けない為の努力ぐらいはあっていいものだと感じる。

―――――――――――
しかし、医師が高血圧の患者に低血圧の薬を処方したことがマスコミに取り上げられれば、低血圧の薬を作った企業まで、芋づる式に晒し上げられてしまうだろう。
当たり前の事だが、なんとも理不尽に感じる。
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